COLUMN
2016.06.28

【習慣づくりに挫折してきた人へ】潜在意識を味方につけて、成功へ近づこう

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良い習慣、身に付けたいですか?

スティーブン・R・コヴィー著『7つの習慣』のロングヒットを受けてか、最近は「習慣」という単語を書店のビジネス書コーナーで見かけることも多くなっています。早起きの習慣、運動の習慣、お金を貯める習慣……。これらの、自分を変える習慣作り。そのメリットを知った次の日から、「さあ明日からやるぞ!」と息巻く方も多いことでしょう。

しかし意気込みだけで習慣化に成功するのであれば、「三日坊主」という言葉はありません。今まで何度も何度も習慣づくりに挑戦しては挫折して、その試行錯誤の過程を経てきたあなただからこそ、この記事に目を通しているはずです。

そこで今回は、三浦将著『自分を変える習慣力』(クロスメディア・パブリッシング)を参考に、習慣を身につけるための基本をご紹介します。

私たちの行動は潜在意識に支配されている

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「潜在意識」は、習慣づくりにおける最重要ワードのひとつ。ふだん自覚されることはなくとも、実は私たちの行動を決定付けている、奥底に眠る意識のことを指します。

例えば、「普段私たちの脳は3%の力しか発揮できていない」という言説を聞いたことがありませんか? そしてその眠れる力を発揮することを私たちは「火事場の馬鹿力」と呼びますが、これこそ、顕在意識と潜在意識の話なのです。普段は無意識に抑制されている無限の力。これを習慣化に活かすことができたら、どれほど心強いことでしょう。

潜在意識の特徴のひとつに、私たちの「安心安全欲求」を満たすように働くという性質があります。潜在意識は、本人が安心でき、安全であるように動きます。つまり、できる限りリスクは取らないということ。

一般に、組織でも、個人でも、何かを変えることはリスクと思われています。変化の過程で挫折するかもしれないし、変化した後が必ずしも心地よい状態になるとは限りません。そういうわけで、「安心安全欲求」を持ち、保守的な傾向がある潜在意識にとって、普段の習慣を変えるという「リスク」は許容しがたいものなのです。

例えば「明日の朝から、ジョギングを始めよう」と顕在意識でそう決めたとしても、潜在意識にとってそうすることはとんでもないリスク。「怪我をするかもしれない」「体調を崩すかもしれない」「精神的にも疲れる」。そんな考えが潜在意識の中で渦巻きます。一説には、顕在意識の2万倍とも言われる潜在意識のパワー。ジョギングができなかったとしても、無理からぬ話です。

潜在意識を味方につけるには、“小さく”“一つに絞り”“快の感情と結びつける”

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ではここから、具体的にどうすれば潜在意識を味方につけることができるのか、ご紹介しましょう。

潜在意識の安全安心欲求を満たしながら、習慣化に成功するには3つのコツが必要になります。それは、“小さく” “一つに絞り” “快の感情と結びつける”ということ。

では、それぞれ詳しく説明していきましょう。

まず、“小さく”というのは、過去に習慣化に挫折した人にとってはわかりやすいかもしれません。「毎日10キロ走ろう」「毎週本を5冊読もう」。短期的な効果を求めて、そういった大きな目標を掲げ、実際にどれだけの人が達成したでしょう。

「挫折を回避するためにはまず、毎日、最低10分のランニング」「1ページだけでも読めればOK」と、自分へ課す目標をできるだけ小さくしましょう。どんなに小さくても達成することで成功体験が積み重なり、自己肯定感が高まります。「自分、やるじゃん!」という気持ちを毎日少しずつでも育んでいきましょう。

次に、習慣を“一つに絞る”こと。二兎を追う者は一兎をも得ず。ダイエットも読書も自炊も……というように、いくつも追いかけていてはたった一つの習慣すら身につけることはできないでしょう。

なぜならば、やる習慣を増やすということは、それだけ失敗する可能性のある習慣を増やすということだからです。時間も分散しますし、すべて失敗して自信喪失につながってしまうかもしれません。習慣化の過程では、自己肯定感を薄める失敗体験を、極力避けましょう。

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最後に、“快の感情と結びつける”というのは、人は苦しいことより楽しいこと・楽なことに安心を感じるという性質に起因します。

ただし、よく言われる、ごほうび理論(1kg痩せたら好きなものを食べていい、など)のようにするのではなく、習慣化したい行動自体を快の感情に結びつけるとより効果的でしょう。

例えば、ランニングを始めたいけれど、なかなかその一歩目が踏み出せない……。ならば、まずはランニングシューズを履いて好きな本を買いに、本屋に行ってみましょう。そのうちランニングシューズを履くこと自体が「楽しい行動」になっているはずです。

運動も、勉強も、なんでも慣れないうちは苦しいものです。その苦しい行動をいかに楽しい行動に変えるかが、大事なポイントになるはずです。

このように、“小さく”“一つに絞り”“快の感情に結びつける”ことを心がければ、潜在意識の安心安全欲求を満たしつつも、徐々に習慣を身につけることができるでしょう。

まずは明日、30分だけ早く起きよう

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とはいえ、じゃあどの習慣から始めようか、どの程度の目標から始めようか悩む……。そんな方にはこちらから一つ提案して、まとめと代えさせていただきます。

明日は、今日より30分だけ早く起きてください。

早起きの重要性は言わずもがな。生活のリズムが整い、精神的にもゆとりが生まれ、肌やお腹の調子も上向きに。アップルCEOティム・クック氏、スターバックスCEOハワード・シュルツ氏に始まり、世界の多くの経営者は早起きを習慣化しています。一度この習慣を身につけることができれば、自ずとほかの習慣を身につけ、成功への道が拓けることでしょう。

もう一度繰り返します。明日は、今日より30分だけ早く起きてください。それが、あなたが変わるための第一歩なのです。

参考文献:三浦将著『自分を変える習慣力』

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